「こども県展への出品」以上児の全園児が頑張りました!

今年の山形県こども県展には、県内各地から11,787点の応募があり、その多くの作品の中から、「奨励賞1作品」、「入選8作品」の受賞がありました。

当園は例年、以上児全員がそれぞれの思いを表現し出品しており、今年の作品も、子どもたちの豊かな感性によって描かれた「子ども自身の声」が絵から聞こえてくるような素晴らしい作品ばかりでした。頑張って描いてくれた子どもたち一人一人に心から拍手をおくります。

10月15日~20日 村山市民会館 で「こども県展村山巡回展」が開催されます。以下に、入賞した作品を紹介いたします。

幼児期の絵画表現について

幼児期の絵画表現は、「何を描こうかなあ?」と考えてから描くのではなく、描いた後でその象徴的な形からある具体的な形を連想し意味付けします。つまり「考えてから描く」のではなく、「描きながら考える」を繰り返して絵が展開していくと言われています。特に、幼児期の表現活動は、手を動かし、その痕跡が残ることに興味を持ち、偶然できた形を通して大人とコミュニケーションをとることが嬉しいともいわれます。

決して大人の思いや価値観で意味のある形を描かせようとせず、大人の方には、子どもとのコミュニケーションをたくさん楽しんでほしいと思います。もっと具体的に言えば、絵を描いている時に話す子どもの話を聞き、共感や興味をもって質問などをして子どもがたくさん描きたくなるように促していくことを大切にしてほしいと思います。