子どもたちの安心・安全のための研修「心肺蘇生法講習」を行いました
先日、職員の園内研修としてプール活動を前に「心肺蘇生の講習」を行いました。村山消防署の方を講師に、全職員が2班編成で緊急時の対応について研修をしました。
もしもの場合、当園まで救急車が到着するまでどれくらいの時間がかかると思いますか?
村山市消防署と当園距離を考えると、8分~10分 の時間がかかるそうです。
その間、「その場に居合わせた人が救命処置を行う事で助かるチャンスが広がります」という大切なことをお話しいただいてから研修が始まりました。
まずは、お手本を見せてもらいます。
心肺蘇生法の合言葉は「つよく! はやく! たえまなく!」胸骨圧迫の速さは、みなさんよくご存じの「アンパンマンのマーチ」の速さなんだそうです!
先生たちもチャレンジ!
結構な力が必要です・・・。
胸骨圧迫を絶え間なく行うには、連携プレーが必要ですね!
乳児の人形でも挑戦! 小児の心肺停止は、窒息などの呼吸器が原因によるものが多いそうです。
正しい人工呼吸の指導もしていただきました。
息を吹き込むときは、「ふー!」ではなく、「はー!」と吹き込むそうです。
小児の場合は口と鼻を同時に塞ぐと良いそうですよ。
AEDの使い方も確認しました。
身体が濡れている場合や、小児の場合の使用法など実際に練習用のAEDを使用して実践しました。
園で過ごす中で「もしも」のことが起きないのが一番ですが、その「もしも」のための備えとして、今回の研修では子どもたちの命を守るための大切な研修となりました。
これからも、かけがえのない子どもたちのために、安心・安全な保育に努めていきたいと思います。