稲刈りと稲おばけ

さくら組は春にバケツに稲の苗を植えました。子どもたちは、畑の作物同様に、毎日毎日お水をあげたり稲の生長を観察したりしながらお世話をしてきました。

さつまいも収穫の後は、いよいよ稲刈りです。

鎌で稲を刈って数本の稲で束ねます。束ねたものを、順番に一束づつもらいました。「次は束ねた稲を干しますよ。」と奥山指導員。すると子どもたちは、ある事を思い出したようです。

それは‥  園の周りの田んぼ道を散歩した時のことです。稲刈りが終わった田んぼの稲杭に干してある稲を見て、あるお友達が「なんか 稲のおばけみたい!」とつぶやいたことから、さくら組では稲杭の稲を「稲のおばけ」とみんなで呼んでいました。‥  それを思い出した子どもたちは奥山指導員に「稲のおばけにしたい。」とリクエストをしました。 そのエピソードを笑顔で聞いていた奥山指導員は「じゃ、稲のおばけにするか!」と畑に杭を打って稲杭を作ってくれました。稲杭に稲をかけていきます。一人ひとりが順番に並んで、稲が交互になる様にかけていきます。バランスを取って慎重に稲をかけるさくら組の子ども達。びっくりするくらいみんな上手です。

田んぼにあるような大きな「稲のおばけ」にはなりませんでしたが、念願の可愛い「稲のおばけ」ができました。これから数週間稲を干します。その間「稲のおばけ」を見てさくら組や東部こども園の子どもたちは、どんなイメージを膨らませるのでしょうか。楽しみです💛