4歳児発表会

12月10日に4歳児発表会を行いました。

4歳児の発表は、音楽劇「白雪姫」です。

音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして発表します。

 

あるところに、それはそれは可愛く心の優しい白雪姫がいました。

お妃様は可愛い白雪姫を見て悔しいと思っているようです。

さて、白雪姫はいったいどうなってしまうのでしょうか。

お城では、お妃様が魔法の鏡に向かっています。

「鏡よ鏡 おしえておくれ 世界で一番 美しいのは誰?」

世界で一番美しいのは 白雪姫です。

「くやしい!くやしい!狩人よ、この銃で白雪姫を撃っておしまい!」

 

そうとは知らない白雪姫は、森をお散歩。

「もりのお散歩大好き!鳥やお花にごあいさつ。」

 

お妃様に、白雪姫を撃てと言われた狩人は、撃たなきゃ、でも撃てないと悩みます。

「お妃様に撃てと言われた命令は絶対!撃たなきゃ…ダメだ!撃たなきゃ…ダメだ!」

 

「白雪姫よ、君は狙われている。森の奥へ逃げるんだ!」

「狩人さん、ありがとう。」

狩人は白雪姫を撃つことができず、逃がしてあげることにしました。

 

森ではこびと達や動物達が暮らしています。

「ぼくたちは仲良く暮らす森のこびと。踊って暮らす森のこびと。」

 

森で白雪姫とこびと達が出会いました。

「やあ、白雪姫。いらっしゃい。一人きりでどうしたの?」

 

白雪姫はお妃様に狙われていることをこびと達に話しました。

「ふむふむ、おやまあ!なんてことを!ひどいことを!かわいそうに!」

 

「白雪姫、ぼくらとここで仲良く暮らそう!」

「こびとさん、ありがとう。」

白雪姫は、こびと達と暮らすことにしました。

 

 

一方、お城では、白雪姫がいなくなったと思っているお妃様が、鏡に世界で一番美しいのは誰か聞いています。

「鏡よ鏡 教えておくれ 世界で一番 美しいのは誰?」

「白雪姫はもういないのだから。それは当然、おほほほ!」

 

しかし、鏡の答えは…

「世界で一番美しいのは、もちろん白雪姫!」

「きー!白雪姫が生きているなんて!こうなったら、この毒りんごを食べさせてやる!」

 

お妃様は魔女に変身して、白雪姫に毒りんごを食べさせようと考えました。

「りんご、りんごを買っておくれ。ヒヒヒヒ。」

 

「りんごを買っておくれ。買ってくれないと、わたしの暮らしが困ってしまう。」

「ひとつくださいな。」

「ヒヒヒヒ。おいしいうちに、召し上がれ。」

「毒が!あれれれ~」

白雪姫は、毒りんごを食べて倒れてしまいました。

「ひひひひ。白雪姫を仕留めたぞ!」

 

動かなくなった白雪姫を見つけたこびと達。

「おや?白雪姫どうしたの?白雪姫が動かないよ!」

「なんてことだ!え~ん、え~ん…」

 

こびと達が悲しんでいると…

そこへ、王子様がやってきました。

「キラキラの星とひらひらの花が似合うわたしは王子だ!」

「美しい白雪姫に、毒を消すおまじないを唱えよう!」

「どくどくポイズンぽいっときえろ!」

毒を消すおまじないと、おしりフリフリダンスで白雪姫の毒を消そうとがんばる王子様。

「どくどくポイズンぽいっときえろ!」

「どくどくポイズンぽいっときえろ!やー!!」

 

すると…

「わーい!やったー!白雪姫が目覚めたよ!」

 

「やったね、やったね!よかったね!」

「白雪姫、ぼくと結婚しよう!」

「王子様、うれしいわ」

目覚めた白雪姫は、素敵な王子様と結婚することにしました。

白雪姫と王子様、おめでとう!パーティーだ!

鏡よ鏡 世界で一番美しいのは誰?

それはもちろん、世界で一番美しいのは…し・ら・ゆ・き・ひ・め!!

発表会本番まで、子ども達は白雪姫のお話の世界に入り込み、お友だちと「白雪姫ごっこしよう!」と、なりきって遊ぶことを楽しんできました。

音楽に合わせて踊ることが大好きな子ども達は、振り付けを友だちと一緒に考えていました。

それぞれの役ごとに「怒るポーズはこうやりたい!」「嬉しい気持ちはスキップしたい!」「かっこいい王子様のポーズはこうじゃない?」「怪しい不気味な魔女はこんなポーズをしたい」「王子様と結婚するからギューしたい!」などとそれぞれの思いがたくさん詰まった表現となりました。

表現するって楽しい!お家の人に見てもらうのが嬉しい!でもちょっぴりドキドキする…

一人ひとりが様々な気持ちを味わい、昨年とはまた違った気持ちの面での成長が見られました。

本番はみんないきいきと踊ったり歌ったりして、それは楽しそうな子ども達でした!

 

 

次は、手遊びタイム♪

お部屋でも楽しんでいる「やおやのおみせ」の手遊びを楽しみました。

八百屋さんだけでなく、水族館にいる生き物、動物園にいる生き物など、色々なバージョンで手遊びを楽しみました。

たんぽぽ組にいる人クイズもありました。

「たんぽぽ組にいる人誰でしょう?」

「○○ちゃん」「いるいる」「○○くん」「いるいる」

たんぽぽ組のお友だちの名前が呼ばれる中、「まさとしくん!」という名前が…いったい誰?

「えー!それは園長先生でしょー!」

子ども達も、お家の人も大笑いでした!

 

最後は、お家の人と一緒にふれあいタイム♡

「パン屋さんにおかいもの」の手遊びをお家の人と触れ合いながら楽しみました。

お家の人のほっぺを触ったり、お家の人からほっぺを触ってもらったりして、たくさん触れ合って、ステージ発表での緊張もほぐれ、和やかな雰囲気の中ふれあいを楽しんでいました。

 

ステージでの発表、手遊び、作品の展示などなど、たくさんの『表現』を楽しんだ4歳児の子ども達でした。