飛べ!紙飛行機

年長、さくら組の子ども達は紙飛行機飛ばしに夢中になって遊んでいます。園の廊下にはカラフルな丸い的があり、その的の中を如何に上手にくぐらせるか挑戦しています。

年長組の子ども達は、今年の夏にフリスビー遊びをした経験から、秋になり紙飛行機飛ばしに発展し、夢中になって遊びました。遊ぶ中で様々な気づきがありました。その気づきを子ども達が協力して大判用紙にまとめました。

一番よく飛んだ飛行機は折り紙でした。2位はコピー用紙、3位はチラシということがわかりました。

折り方を変えて折ってみると戻ってくる紙飛行機ができました。

次は、滞空時間の長さを比べてみました。チラシで作った紙飛行機は4秒飛びました。コピー用紙の紙飛行機は3秒飛び、滞空時間が長い紙飛行機ができたので子ども達は「スカイキングだ~!」と名前を付けました。

そして、たくさんの紙飛行機を作る中で、よく飛ぶ紙飛行機を作るには、折り方は一緒でも紙の種類は重すぎても軽すぎても駄目であることがわかりました。

子ども達のまとめの全容です

子ども達はお友だちと一緒に考えたり、教えてもらったり、教え合ったりすることで、よく飛ぶ紙飛行機を作ることを目指して、紙飛行機遊びに夢中になりました。その中で、一枚の紙にも重い、軽いがあることや、紙飛行機づくりは、様々な折り方がある事(お家で調べて覚えてきてお友だちに教えたりする子もいました。)を実体験した子ども達です。そして、失敗してもまた挑戦する姿は、友達と育ちあう中で育まれた姿だと子ども達を見て感じました。このまとめは、5歳児の発表会で保護者の皆さんに紹介しました。自分たちで取り組んで、わかったこと、嬉しかったことの発表でしたので、子ども達の意気揚々とする姿が印象的でした。子ども達は今もなお、飛行機飛ばしを楽しんでいます。