「なりたいな」「やってみたいな」-生活発表会【大きい組】-

12月2日、今日は遊戯室が「あいあい森」になり、子ども達の歌や声が森いっぱいに広がる「生活発表会」。これまでの楽しい経験・遊びをもとにした、一人一人の「なりたいな」「やってみたいな」が広がります。

最初は、3歳児もりもり組さんのリズム表現「えんそくに しゅっぱーつ!」。秋の遠足で、お家の人に作ってもらったお弁当とバスに乗ったことが嬉しくて、楽しい絵本をもとにしたリズム表現になりました。

「今日は、どんなお客さんがくるのかな~。」バスの運転手さんがお客さんを楽しみに待っていますよ。

はじめのお客様は「おにぎりさん」。のりがついてるかわいいおにぎりです。「バスにのせて~。」「いいよ。」「あ~りがとう。」かわいい掛け合いが聞こえてきました。

「のせて~」「いいよ。」「あ~りがとう!」次は、元気な「ブロッコリーさん」。緑のお野菜もおいしそうだね。。

次にやってきたのは「ミニトマトさ~ん」。「バスにのせて。」「いいよ。」「あ~りがとう。」・・・お弁当バスが賑やかになってきましたよ。

最後にやってきたのは「エビフライさん」。みんなの大好きなものが、「ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ~」とつまってお弁当バスは満員です。

「みんなそろったね。いよいよ遠足にしゅっぱーつ!」おいしいご馳走が勢ぞろいのお弁当バス。みんなで遠足楽しいね。お昼になったら「おいしいお弁当、めしあがれ。」

 

次は、4歳児わくわく組さんの楽器・リズム遊び「わくわくチロリンコンサート♪」。虫が大好きなわくわく組さんは、お部屋でも大事に虫を育て、秋には「ありときりぎりす」の絵本に親しんだり、原っぱで本当に「ありときりぎりす」を発見したり、そして、虫の仲間たちを加えて楽器あそびを楽しみました。最初の登場は、大きな甘いお菓子をもったアリさん達。冬の前に食べ物集めに忙しそうです。

次にすすきの野原にやってきたのは、きりぎりすさん達。「みんな、楽器であそぼうよ。」とよびかけました。

力持ちで強そうなカマキリさんもやってきました。「キリギリスさん、僕たちも楽器ができるよ。」と、カスタネットを上手に鳴らしました。

「カマキリさん、素敵な音だね。私たちも、できるよ。」と加わったちょうちょさん。「みんなで合わせると、楽しそうだね。」「みんなでコンサートをしようよ。」チロリンコンサートにみんな大賛成です。

トライアングル、すず、カスタネット、タンバリン・・・自分の得意な楽器をもって、虫さん達が「森の虫の音楽家♪」を楽しんだチロリンコンサート。森の中に素敵な楽器の音と歌が響きました。

絵本を読むことが大好きな5歳児きらきら組さん、保育園の周りにある柿の木を見て「この木はもしかして、『さるかに合戦』の柿の木かな?」と盛り上がった秋。子ども達は『さるかに』のお話をモチーフにして、道具の色塗りや背景作りにも取り組み、『きらきら森』のお話を作りました。

きらきら森で大きな柿の種をひろったおさるさん。おいしいおにぎりをもったカニさんと出会い、柿の種とおにぎりを交換しました。

カニさん達は、畑に柿の種を植えて歌を歌いました。「は~やく芽をだせ、柿の種。の~びろのびろ、ぐんぐんぐん♪」

すると、柿の木にたくさんの実がなりました。その柿の実を食べに来たのは、いじわるさる達。お父さんガニ、お母さんガニがさる達に柿をぶつけられて、子ガニ達は泣いていました。そこにやってきた猫さん達が言いました。「カニさん達、どうしたの。わたしたちが助けてあげるよ。」

次にやってきたくまさん達。猫さん達に、いじわるさる達のことを聞き「僕のこの手で、いじわるさるをひっかいてあげるよ。」と言ってくれました。

そして、森のくまさん達から話を聞いたハチさん達も、そしてカマキリさん達も「僕たちも、いじわるさるをこらしめるの手伝うよ。」と仲間になりました。

「森の仲間たちで、いじわるさる達をこらしめる作戦会議しよう。」カマキリさんの声がけでみんなは真剣に話し合いました。

猫さん達はひっかいて、クマさん達は大声でほえて、ハチさん達はお尻の針で、カマキリさんは尖ったカマで、最後にカニさん達は自慢のハサミで、いじわるさる達を驚かしました。

いじわるさる達も、これには降参です。森の仲間たちのおいしいおにぎりをもらって、仲直りをしまた。

みんなで作った劇「きらきらもりの さるかにがっせん」。最後は、笑顔でめでたし、めでたし・・ですね。