あいあいはっぴょうかい-大きい組-

12月1日は「あいあいはっぴょうかい」。これまでの楽しい活動や興味をもったこと、大好きな歌や踊りが楽しい劇になった「みんなちがってみんないい! 一人ひとり みんなが主役」の発表会です。たくさんのお家の方を迎えて、わくわく・ドキドキしながらも、堂々と発表を楽しむ大きい組さんの様子を紹介します。

【5歳児】「これから、あいあいはっぴょうかいをはじめます。はじめは、3歳児もりもり組さんのはっぴょうです。」5歳児きらきら組さんが、進行をします。

【3歳児】「もこもこ23ひきのこやぎとおおかみ」の劇が始まりました。お母さんヤギが買い物にでかけている間に、オオカミがやってきました。

【3歳児】「トントントン、お母さんだよ。」「(子ヤギ)手を見せて?」(扉から茶色い手が見えて・・)「(子ヤギ)え-!!、お母さんじゃない、オオカミだ!」

【3歳児】「隠れろ~!!」子ヤギさん達は、お家の中に上手に隠れると、オオカミはあきらめて帰っていきました。よかったね、もう安心です。

【3歳児】「トントントン、お母さんだよ。」また、声が聞こえます。でも、ドアから出た手は茶色い手です。「みんな、オオカミだよ。隠れよう!!」子ヤギ達は、急いでお家の中に隠れました。オオカミは、また、あきらめて帰っていきました。

【3歳児】「メーメーメー、ただいま」「(子ヤギ)今度は、お母さんかな?」「(子ヤギ)手を見せて?」「(子ヤギ)あっ、やっぱり茶色い手だよ。お母さんじゃないよ、オオカミだ。隠れよう!」

【3歳児】「ただいま!」本当のお母さんヤギが帰ってきました。子ヤギ達はみんな無事ですが、お家の前にオオカミがしょんぼり立っています。「(ヤギ母)オオカミさん、どうしたの?」「(狼)一緒に遊びたいんだけど、みんな隠れちゃった・・。」「かわいい子ヤギちゃん達を食べないって約束してくれる?」オオカミは、お母さんヤギと約束しました。「オオカミさんと仲良くなったから、みんな出ておいで!」

【3歳児】子ヤギとオオカミさんは、「楽しいね♪」の歌をいっしょに歌って仲良くなりました。運動会の親子競技でも楽しんだ「かくれんぼ」が、「オオカミと七ひきのこやぎ」のお話につながって楽しい劇になりました。

【4歳児】次は4歳児わくわく組さんの「わくわくかえるのふゆごもり」の劇です。春にオタマジャクシになる姿を観察した子ども達はカエルに興味津々。外遊びの時には、カエルを探しては観察をしていました。寒くなるとカエルさんはどうするんだろう?そんな思いが聞かれた時、「10ぴきのかえるのふゆごもり」の絵本と出会います。「ふゆごもりって何をするのかな?」「どんなお家を作るのかな?」子ども達の想像がふくらんで、楽しいカエルの劇になりました。北風の寒い冬、寒くても遊べるお家を作ることにしました。

【4歳児】「お家ができたら、みんなで「パーティー」しようよ。そうしよう!」と楽しい合奏パーティーをすることになりました。

【4歳児】歌に合わせて、上手にカスタネットでリズムをとるケロケロかえるさん達。

【4歳児】トライアングル、カスタネット、すず、タンバリンと、素敵な音とリズムを合わせたパーティーになりました。

【4歳児】「いっぱい遊んだら、なんだか眠くなっちゃった・・。」「そうだね、そろそろ眠ろうね。」「春になったら、また遊ぼうね」「おやすみなさ~い。」楽しい合奏パティーの後、わくわく組の23匹のかえるさん達は、仲良くふゆごもり。春が待ち遠しいね。

【5歳児】最後のステージは、5歳児きらきら組の「きらきら・イン・ワンダーランド」。あるところに、力が弱くみんなの役に立てないと自信をなくした5羽のツバメがいました。ツバメたちは自分達だけでくらすことができる森を探しにでかけました。

【5歳児】森の中で、扉をみつけたツバメ達。扉を開けると、そこに悲しそうにしているウサギやたぬきさん達がいました。わけを聞くと、やりたい放題していた女王がいなくなってしまい、動物達はどうしたらいいか困っているというのです。

【5歳児】「女王がいなくなって困っているんだ・・。」へびさん達が悲しそうに訴えます。そこで、ツバメ達は、「みんなで楽しい国をつくるのはどう?」とアイデアを出しました。「いいね!いいね!!」森のみんなのアイデアを出し合って素敵な国をつくろうということになりました。

【5歳児】「青い空に絵をかこう♪」の歌を歌いながら、素敵な国をつくる森の動物達。

【5歳児】ツバメさん達のお陰で、森の動物達は「みんなの大好きを合わせた国」を作ることができました。ツバメさん、ありがとう!!お祝いにみんなで「ツバメダンス」を踊ろうよ。

【5歳児】フィナーレは、きらきら組の大好きな「ツバメダンス」。運動会で披露して大好きになったこのダンスを一人ひとりが堂々と踊り、たくさんの拍手に包まれました。

3歳児から5歳児まで、お家の方が全部のステージを通して見てくださった「あいあいはっぴょうかい」。それぞれの年齢の成長を感じていただきながら、きらきらした子ども達の姿に、たくさんの拍手をいただきました。