生活発表会3《第2部-5歳児きらきら組》

生活発表会第2部は、5歳児きらきら組の創作劇「ネバーランドの魔法の羽」。「ピーターパンは、きっと、こんなこと言うよね。」「海賊はこんなことするよね。」と盛り上がりながら、きらきら組さんみんなで作った素敵なストーリーの劇です。

「ここは、ネバーランド。ぼくたちピーターパンは、子ども達と仲良くくらしているよ。」

「あそこに、私達のおうちが見えるね。大きな船も見えるよ。」「みんなで飛んで行ってみよう!」

「雲の上を飛ぶのは、とっても気持ちいいね。」のびのび空を飛び回るピーターパンと子ども達です。

「俺たちは海賊。ピーターパンも子ども達も寝ているぞ。見つからないようにそーっとピーターパンの赤い羽をいただくよ。かわりに、偽物の黄色い羽をつけておけばいいさ。」「赤い羽で、ピーターパンのように空を飛べるぞ。」

「今日も、空を自由に飛んで遊ぼうよ。」「あれっ、なんだか空を跳べなくなっているぞ。大変だ!なんでだろう?」「昨日まで飛べたのに。」ピーターパンは困っていまいました。そこにやってきたのはインディアン達です。

「海賊たちがピーターパンの羽をとって逃げていったのを見たよ。インディアンは嘘つかない!!」ピーターパンは早速、海賊達をさがしに行きました。

そのころ、海賊達は赤い羽をつけて空を飛ぼうとしていました。ところが、全然飛べません。「ピーターパンの赤い羽をつけたのに、俺たち、なんで飛べないんだろう?」海賊達はイライラして怒りだしました。
「海賊達が怒ってるよ。」「海賊達は優しい気持ちがないから、本物の羽があっても飛べないんだよ。」「やさい気持ちが足りないんだね。」インディアンと子ども達が教えてくれました。その時、眩しい星の光の魔法の力で、ピーターパン達が飛べるようになりました。「海賊達にも、魔法の力を分けてあげようよ。魔法の力で優しい気持ちにしてあげよう。」

「大事な羽をとってごめんないさい。」「優しい気持ちをわすれないでね。」「みんなで仲良く楽しい空の旅をしようね。」魔法の力を分けてもらって優しい気持ちになった海賊達は、ピーターパン達と一緒に楽しく空を飛びまわりました。

フィナーレは、みんなでピーターパンのテーマ曲「ユーキャン フライ♪ユーキャン フライ♪」と大合唱。みんなの心も歌声もひとつになりました。

きらきら組さんの「優しい気持ち」が溢れる劇で、みているお家の方も心がほかほかになりました。素敵なステージ、ありがとう。