園でも伝統の小正月行事  だんご木飾り

山形の小正月の伝統行事、だんご木飾りで園舎内が飾られています。

だんご木の飾りはもともと、縁起が良いと言われるミズキの木に、「豊作」や「家内安全」、「無病息災」を願って飾りつけるもののようですが、園のだんご木も、子ども達の願いがいっぱい込められた飾りにできあがりました。

まずは、年長組のおともだちの芽を摘む作業からです。

1つも残らず取ろうとみんな必死にがんばりました。

きれいになったミズキに、今度は飾り付け。

年長組のおともだちは、新年の誓いを絵馬の形の台紙に自分で書きました。

「べんきょうをがんばる」なんていう誓いを見ると、いよいよ小学生だなという感じになります。みんな、どんな誓いを書いたのかなと見て回ると、「べんきょうをがんばる」というおともだちのなんと多いこと、こども園のおともだちは頑張り屋ですね。

でも、この表情を見ると(つけ方の説明を聞いている場面ですが)、納得です。しっかりした年長さんになっているなとうれしくなる表情をしています。

年長組さんがつけた飾りにならって、年少組のおともだちも、年中組のおともだちも、さくらんぼ、いちごのおともだちも飾り付け。

テープで押さえるのもなかなか難しい。いい勉強です。

そして2日目。

今度はだんご作り、だんご付けの作業です。

ここも、年長組のおにいさん、おねえさんが活躍。年少、年中組のおともだちに丁寧に作り方を教えていました。

教える側も、教えてもらう側もいい勉強になりそうです。まんまるのいい形にできていますよね。

さくらんぼ組のおともだちは、先生に教えてもらって。いちご、ひよこ組のおともだちは、先生と一緒にまるめました。

給食先生に茹でてもらって、最後の仕事、だんご付け。

これまた、みんな真剣です。

枝を折らないように、ちょうどいいくらいの深さにってなかなか難しいものです。

「ほら、うまくいった。良かった。」なんて声が聞こえてきそうです。

最後の仕上げは年長組のおともだち。

バランスを考えて、抜けているところをうめていき・・・・。 

こうして、今年のだんご木飾りができあがりました。

こどもたちみんなで作った作品飾りを、どうぞご覧ください。

だんご木飾りつくりにも学びがたくさんあります。