節分「豆まき」-みんなの力で鬼退治!!-

 2月2日は「節分」。わくわくして朝を迎えたあい保育園の子ども達。園内に「ひいらぎ」や「いわしの頭」を飾り、「このにおいなら、鬼も逃げていくね。」「とげとげのひいらぎ、鬼も痛がるよね。」と準備万端です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなが、お部屋で鬼退治の準備をしていると・・・。廊下の奥から、悲鳴が聞こえてきました。「けいこ先生が鬼につかまってる!大変だ~。」

「みんなで豆をまいて鬼退治だ。けいこ先生をまもらなきゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな黒鬼は、次々とみんなのお部屋に入って暴れようとします。3歳児のもりもり組さんのお部屋に黒鬼が入ると、子ども達は「鬼は外~、福は内~。」と言いながら、鬼に向かって必死に豆を投げつけました。「いてててて~。」黒鬼は元気な豆まきに驚いて、次のお部屋に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次のお部屋は4歳児わくわく組です。みんなで一緒に大きな声で「鬼は外~。」を繰り返し、元気よく豆を投げました。黒鬼はとても痛そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒鬼は、いよいよ、5歳児きらきら組のいる遊戯室へ。「みんなでけいこ先生を早く助けよう。」「オー!!」「パワーアップの豆まきだ。」きらきら組は、手作りの豆箱いっぱいの豆をどんどん投げつけました。すると・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達の強さに、とうとう黒鬼は退散。けいこ先生は無事にみんなのところに戻ってきました。「黒鬼が、こんなものを置いて逃げていったよ。」けいこ先生の手には、黒鬼が忘れた大きなパンツと金棒が・・。黒鬼は、とてもあわてて逃げたんですね。鬼退治、大成功!!みんなで大喜びです。

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼退治の後、きらきら組は、去年来た赤鬼を思い出し「今年は黒鬼だったから仲間がいるのかも。」「来年は僕たちいないけど、小さい組を鬼から守れるように、わくわく組に教えておかなくちゃ。」と真剣に話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2歳児までの小さい組では、園内のあちこちに隠れている小鬼をさがしてみんなで豆まきしたり、パネルシアターで鬼のお話を楽しんだり、豆まきごっこをしたりしました。「あっ、こんなところにも、鬼がいるよ。」・・今日は、豆まきで大きな黒鬼と小鬼達、そして一人一人の心の中の「弱虫鬼」「おこりんぼ鬼」も退治して、みんなで笑顔いっぱいの1日になりました。給食では、特製恵方巻(願い事をしながら静かに食べました)や豆の煮もの、ビタミンたっぷりのフルーツをいただき、心もお腹もいっぱいに。明日から立春。春への期待を膨らませ、白い冬を元気にすごす子ども達です。