小正月(だんご木)を行いました。

1月13日に小正月の行事を行いました。この小正月の行事はだんごさし、団子木飾り、餅花などと言い、1月15日に行われる伝統行事の一つです。この小正月は「豊作祈願」「一家繁栄」「豊かな生活」の願いが込められており、大正時代からの風習だそうです。今年は15日が日曜日でしたので東部こども園では13日に行いました。お遊戯室に保護者からご協力いただいた立派な「みずき」が準備されました。子ども達はだんご木の由来を聞き、早速だんご作りの始まりです。だんごは、赤、緑、黄色、白の4色を作ります。年長組の子ども達がクループに分かれボールに入った上新粉の粉に少しづつ水を入れていきます。「粉がサラサラしている。」「ふわふわしている。」初めての感触に喜ぶ子ども達です。水を入れると少しづつ粉が固まりはじめました。食紅が入ったボールでは、鮮やかな色が出現し歓声が上がりました。「耳たぶぐらいの柔らかさ」を目指して友達と相談しながら少しずつ水を入れていきます。いい感じ。いい感じ。

粉が練りあがったところで、だんごの形に丸めます。見本の大きさと見比べながら丁寧に丸める子ども達です。年中組や年少組の子ども達も興味津々で集まってきました。

「年中さんもやってみる?」「やってみたい!」「はいどうぞ。」

「うわ~、ふわふわ~。」年長組の子ども達がお手本になり、どんどんとだんごができてきました。

 

だんごが茹で上がるまで、年少組から飾り付けを行いました。年少組はだるまを制作し、年中組は奴さん、年長組は鶴を折って飾りました。その後色とりどりのだんごを飾りました。

綺麗に飾り終えただんご木に「今年一年畑や田んぼの作物が大きく育ちますように…」「東部こども園のみんなが、健康で大きく育ちますように…」とみんなで願いを込めました。

玄関には色鮮やかなだんご木が、ホールでは0・1・2歳児の子ども達が作ったお正月飾りが子ども達を毎日迎えてくれています。

今年一年、子ども達にとっても、皆様にとっても、素晴らしい一年になる事でしょう。