大きな砂山を作ろう

外は春爛漫、子ども達は登園するとすぐに園庭に飛び出し、毎日戸外遊びを楽しんでいます。今日は年長組の子ども達が砂場にあつまり何か面白そうな遊びを始めています。年中組も年少組も集まってきました。どうやらみんなで力を合わせて大きな砂山を作る相談のようです。

サラサラの砂を山にしていくうちに山はどんどん高くなっていきます。でも、もっともっと高くしたくても砂はサラサラと崩れてしまいます。

さて、困った…。 そこで子ども達は「水をかけたら固まるんじゃない?」と考え、じょうろに水をくんできて水をかけ始めました。

すると、砂山は固まり高くなってきました。「僕の靴より大きい山になった!」「もっと高くしよう。」「僕の身長より高くしてみたい。」と高くし始めました。どんどん大きくなっていく砂山を見て、「この山って何㎝ぐらいの高さなのかな?」…「そうだ、計ってみよう!」とメジャーを先生に借りて測ってみるとなんと「70㎝!」

「もっともっと高くしよう!」どんどん山は高くなり…80㎝…90㎝…

そしてとうとう100㎝! 「やったー!」100㎝を超えたことに大喜びの子ども達!

その後も自分の身長より大きくしようと砂と水を掛け続け、120㎝まで到達!

クラスで一番背の高い友だちと同じ高さにしたいと話し合っていた子ども達でしたが、水をかければ山は小さくなり、砂をかけてもなかなかこれ以上高くならず…試行錯誤しながらの砂山作りに夢中になった子ども達でした。この遊びがまた次の遊びへとつながっていくことでしょう。