友達と一緒はいいね! さくら組の栽培活動が始まりました。
新型コロナウイルス感染症予防のため、登園自粛等のご協力ありがとうございました。
緊急事態宣言が解除になり、園内には、元気な子どもたちの声が響いています。
東部こども園に子どもたちの歓声が戻ってきたことをとても嬉しく思います。
これまで当たり前だと思っていた事の有難さを感じているところです。
これからも、感染症予防に努めながら、子どもたちの笑顔と健康を守っていきます。
みんなが再会を喜びながら、さくら組では子どもたちの畑の栽培活動が始まりました。
東根市農業協同組合の奥山さんにご指導いただき、じゃがいもとさつまいもを植えました。
栽培活動が、いろいろな活動に広がりを見せています。
じゃがいもは男爵ときたあかりの二種類を植えました。
「きたあかりはこっちに植えよう!」「男爵はあっちに植えよう!」と畝ごとに違う種類のジャガイモを植えましたが
「あれ~。どっちに何を植えたんだっけ?」と本気でわからなくなったのは、なんと先生!
「もう、先生忘れたの?」
何を植えたかわからなくらないように、子どもたちは考え、そこで一言「そうだ、看板を作ればいいんじゃない!」
「いい考えだね!」「みんなで作ってみよう。」「そうしよう。」
と看板作りが始まりました。
作った看板をもって畑に行き、看板を立てようとする子どもたちです。
「畑に立ててみよう!」「穴を掘って。よいしょ。よいしょ。」
ところが、土が硬いので、なかなか刺さりません。
「土が硬くてうまく刺さらないぞ。」
「じゃ、水をかけて土を柔らかくしてみたら…」
「うん、いいね!」
~しかし、立ててもすぐに倒れてしまう看板 ~
さあ、どうする?
「軽いから倒れるんだよ。」
「重くしてみたら?」
「そうだね。ペットボトルに水を入れて重くしよう」
「いいね! いいね!」
~みんなで、意見を出しながら、手分けしながら、水を入れたり、ガムテープで張り付けたり…~
「出来たよ。今度は大丈夫だね!」「うん、そうだね!」
今度は無事に立てることができました!!
~毎日、畑の様子と、看板の様子を見に外に飛び出す子どもたちでした。~
しばらくして、畑にやってきた小さい組さんから「なんて書いてあるの?」と看板の文字のについて質問を受けたさくら組は、文字では、小さい組に伝わらない事を感じました。すると…
「小さい組さんもわかるように、絵にしよう。」と話し合い、作成し始めました。
そして 見事完成!
畑のあちらこちらからじゃがいもの芽が出始めました。それと同じように子どもたちの好奇心の芽や試行錯誤し、夢中で活動する中での学びの芽があちらこちらで見られています。
これからの野菜の成長と子どもたちの成長が楽しみです。