生活発表会を行いました(5歳児)

12月15日(水)は、東部こども園の生活発表会のトリを飾る5歳児さくら組の発表が行われました。さくら組は、合奏「アルプス一万尺」と劇「ブレーメンの音楽隊」そして言葉遊び「ことばあそびレストラン」を発表しました。

合唱と合奏「アルプス一万尺」

合唱では、「お外遊び大好き! お友達と遊ぶことも大好き!給食も大好き!‥」と「東部こども園での大好き」をたくさん集め、替え歌にした東部こども園バージョンも聞かせてくれました。 合奏では、お友達のリズムも聞きながら心を合わせて演奏していたさくら組でした。

次は言葉遊びの発表です。子どもたちは「ことばあそびレストラン」の絵本が大好きで、絵本の読み聞かせをしているうちに、全部暗唱してしまいました。言葉遊びではそれを発表しました。お家の方にたくさんの拍手をいただきみんな笑顔。そして、お家の人にびっくり大作戦!前列に座っている保護者の方に文字を選んでもらい、その文字から始まる文を暗唱するという企画です。保護者が持っている文字カードをみて、すらすら発表する姿にびっくり、一層大きな拍手を頂きました。

 

最後は劇「ブレーメンの音楽隊」です。子どもたちは絵本の読み聞かせからイメージを膨らませ、なりたい役を選びみんなで劇を作り上げました。さくら組の劇はじまりはじまり~。

ここは妖精が住む森です。妖精が何かを見つけました。 森の中をしょんぼり歩いている動物です。さあ行ってみましょう。

さて、こちらは泥棒たちです。泥棒たちは妖精の家を見つけ、忍び込もうとしています。

妖精が見つけたのはろばさんでした。ろばは年を取って荷物が運べなくなり役に立たないからと追い出され、途方に暮れていました。そこで妖精はブレーメンに行って音楽隊になることを提案しました。「それはいい考えだ」とブレーメンを目指して旅に出ることにしました。

しばらく行くと、犬に会いました。犬はこれまで一生懸命に働いてきたのに「年を取って走れなくなったから出ていけ」と言われ困っているところでした。そこで犬も一緒にブレーメンに行くことになりました。

もう少し行くと猫に会いました。「ネズミを捕れなくなったので出ていけ」と言われ悲しんでいました。そこで猫も仲間に入りブレーメンに行くことになりました。

またしばらく行くと、鶏が悲しそうに鳴いていました。年を取ったので明日スープにされるのです。それで最後に大きな声で鳴いてたそうです。

ロバ、いぬ、ねこ、にわとりみんなが仲間になりました。これからブレーメンにいって音楽隊に入り、みんなで仲良く暮らすことにしました。

こちらは妖精の家です。泥棒たちが家に忍び込みパーティを始めました。

 

そこを通りかかった動物たちは、泥棒たちを追い出す相談をしました。

「ヒヒーン、ワンワン、にゃんにやん、コケコッコー!!」と動物たちは大きな音で泥棒を驚かせます。そして、泥棒たちを必殺技で懲らしめました。泥棒たちは「化け物が住んでいる~」と逃げだしました。

「ごめんなさい。今度から悪いことはしません。これからは一生懸命働きます。」とみんなに謝りました。

泥棒はみんなに謝って、動物たちも妖精も許してくれました。すっかり仲良しになったみんなは、ここで仲良く暮らすことにしました。

♪ここで暮らそう仲間と一緒に ここで暮らそう力を合わせて もう、どこにも行かないここが僕らの家 もう、どこにも行かないここが僕らのブレーメン。♪

めでたしめでたし。

 

この生活発表会までに、子どもたちは様々な取り組みがありました。

★小道具作り

泥棒たちの宝物を作ろう!どんな色にする? こんな色いいよね。

泥棒たちの飲み物はビール? パパもいつも飲んでいるよ。 泡を一杯にするといい感じ!

動物たちが泥棒を驚かす場面はどうする?

目だけが光って見えているね。 こんなのはどう? いいね!

完成!

 

★子どもたちが考えたアルプス一万尺の替え歌

今回のさくら組の発表は、替え歌、劇のセリフや小道具など子どたちのアイデアが一杯詰まった発表となりました。一人ひとりが発表会の主役として元気一杯にステージで発表をしていました。特に劇では自分の出番でないステージ袖においても、出番のお友達と一緒に歌ったり踊ったりする場面が見られ、子どもたちがこの発表会をお友達と一緒に全身で楽しんでいることが伝わってきました。みんなで力を合わせて精一杯取り組んだ事をお家の方々にたくさんの拍手で褒めて頂き、子どもたちは、生活発表会を節目にまたのびやかに成長していくことでしょう。