雨の日を楽しもう!(年中 4歳児)
6月上旬、しばらく天気は雨予報… そこで雨の中でも遊べるような段ボールハウスをみんなで作ることにしました。雨が降っても大丈夫なように、そして中から雨の様子が観察できるように屋根は、ビニールで作りました。思い思いに段ボールハウスに色を塗ったり絵を描いたりしながら、完成を楽しみにしている子ども達です。
数日かけて、とっても素敵な段ボールハウスができました。今日はいざ、雨の中へ… 「ワッショイ、ワッショイ」とみんなで運びます。
「この辺でいいんじゃない。」場所が決まりました。 早速中に入ってみることに…。
中から見る雨は… 「つぶつぶがいっぱい!」
しばらくすると雨が溜まって来て、「どんどん雨が溜まってきて大きくなっている。ぷくぷくする~。」
外では… かっこよかった屋根が凹んでしまいました。でもそこに雨が溜まっているのを発見。「雨がいっぱいだよ~。」
みんなで作った段ボールハウスで子ども達はいろいろな気づきがありました。 もう一つのお楽しみは… 和紙に水性マーカーで絵を描き準備しました。子ども達はその和紙を水たまりに入れてみることに…。すると茶色い水たまりの色がみるみる変化し、子ども達は色が変わった~と大喜び。「せんせい。僕たち水たまりの色を染めているんだよ!」素敵なつぶやきです。和紙もにじみ絵のようになり、その変化に大喜びです。
その後も子どもたちの活動は広がります。 園庭を走り回りいつもと違う土の様子を肌で感じたり、園庭の中でも水たまりの大きさや深さの違いに気づきながら、全身で遊びました。
鉄棒の下の水たまりはパシャパシャ…
「ここは海みたいだね~。」(深いという事)
水たまりに雨が降り、その時の波紋にも気づきました。 丸い形が見えるね…。
円い形をもっと大きくしよう! バシャバシャ! 渦巻だ~!
和紙はすっかり遊び道具に… 最後は木に和紙を張って、大笑いする子ども達でした。
雨の日の年中組の楽しい遊びでした。