こんな時どうする?応急手当
山形でもじめじめした長い梅雨が明けました。これから夏本番!海やお祭りなど楽しい所にお出かけ予定の方もたくさんいるのではないでしょうか。
お出かけはとっても楽しみですが、危険な熱中症や水の事故も隣り合わせ。今日のまなびの広場では「教えて!子どもの応急手当」を開催し、子どもの体、心、命を守るお話をお聞きしました。
講師は中学校養護教諭の土屋隆子先生です。土屋先生は看護師と公認心理師の資格もお持ちの先生です。
初めに先生から「少しリラックスした感じで…」ということで、近くの方とじゃんけんをして自己紹介をしました。「夏と言えば?」の質問にお互い答えたり、それがきっかけで話が盛り上がったり…会場の雰囲気がふっと柔らかくなったように感じました。
講義では擦り傷などの基本的な処置の仕方ややけどをした時の対応、窒息した時の対応を教えていただきました。
実は今年の3月にもまなびの広場で同じ「子どもの応急手当」をテーマにお話を聞かせていただきました。
前回同様、参加予約して下さった皆さんに事前に質問をお聞きし、土屋先生にお伝えしました。参加者さんからの質問について、毎回丁寧にまとめて資料を作ってくださっています。大変ありがたいです。
2回目の参加という方も多くいらっしゃいました。1度お話を聞いてもやはり誰でも記憶や意識は薄れていくものだと思います。こうして定期的に応急手当のお話を聞くことでまた危機意識も高まり、子どもの安全に繋がっていくのだと改めて感じました。
今回は夏の開催ということで前回は出なかった熱中症や水の事故に対する対応の仕方も教えて頂きましたよ。
ここで講義の中で出た問題を1つ。
Q 溺れている人を見つけたらどうする?
①飛び込んで助けに行く ②119通報 ③浮具を投げ入れる
さてどれでしょう?
正解は ②の119通報 だそうです。
実際に溺れている所を見たらつい助けようと飛び込んでしまいそうになるかもしれませんが、二次被害を防ぐためプール以外では①は危険とのことでした。頭の中でシミュレーションをしておき、いざというときに冷静に対応できるようにしておきたいですね。
みなさんも熱心に話を聞いて、メモを取りながら聞いてくださいました。
最後には中学生に人気があるという絵本「世界でたった一人の大切なあなたへ 12の贈り物」を読んでいただきました。心に沁みるメッセージで、我が子にも伝えたいと思うような絵本でした。
私自身、息子がけいれんを起こして意識がなくなり救急車を呼んだり、娘を夜間救急に連れて行ったところ集中治療室に入ることになったり…と様々なドキッとする経験をしてきました。それでも「この時はこうしたら良かった」等と自分の中で振り返ったり、適切な対応を調べたりし、今となっては学びとなっています。
小さい子を育てている時には色々なケガや病気はつきものかもしれませんが、知識をつけて大事な大事な我が子を守っていきたいですね。
土屋先生、大変ためになるお話をありがとうございました。
おまけ♪パパママがお話を聞いている間に遊んで待っていてくれました☺
遊びに来てくれてありがとう!また来てくれることを待っています!