大きな大根とったぞ~

11月8日に年長児さくら組が、最後の畑の活動である大根の収穫を行いました。

「まずは葉っぱを集めて、折れないように静かに力を入れて抜いてください。」と畑の先生から抜き方を教えてもらいました。

大きく育った大根の中は一本ずつお家へおみやげにします。子ども達は「どの大根にしようかな。どれが大きいかな。」とそれぞれが品定め。グループごとに自分が選んだ大根を抜き始めました。

太くて、大きくてなかなか抜けません。頑張れ、頑張れ。

子ども達は、大きな大きな大根に大喜びです。残った大根は、厨房でお料理してもらい給食でいただくので、子ども達は最後の一本まで大根抜きを続けます。いよいよ最後の大根になりました。

うんとこしょ どっこいしょ。 最後の大根はなかなか抜けません。「がんばれ~。がんばれ~。」 一人集まり、二人集まり…最後にはクラスのお友達が集まり、応援の声が響きます。

しばらくすると、誰からともなくお手伝いに加わる姿が…!

ヤッター とれたぞ。

最後はみんなで力を合わせ、協力して大根を抜く子ども達の姿がありました。この大根のように子ども達はたくましく、真っすぐに、そして優しく成長していることを感じた一コマでした。みんなの力で畑の大根をすべて収穫し満足気の子ども達は、「大根ってこんなに重いなんてはじめてわかった。」「大きな大根をとって嬉しかった。」「おでんにして食べたい。」「大根のお味噌汁にして食べたい。」「漬物もできるよ。」と思い思いに喜びを伝え合いました。

今年度の畑の活動では、野菜の成長を楽しみながら毎日畑を見回ったり、お友達と協力しながら水を掛けたり、草取りをしたりと心を込めてお世話をする子ども達の姿がありました。そして、自分たちが育てた野菜を使ったクッキングや給食を食べる経験を通して、食べることの楽しさや美味しさを存分に味わうことができました。今年一年の畑の活動は子ども達にとって実りの多い活動となりました。

大根収穫の応援に来ていた3歳児の子ども達…  大きく太い大根にびっくり。

この経験が次の「やってみたい!」の気持ちに繋がっていくことでしょう。