畑仕事の納めは 大根抜き  今年も美味しい作物を ありがとう

 年長組のお友達は、今年、何回長靴を園に持ってきたでしょう。春から、種植え、苗植え、それらが実ったそれぞれの時期に、収穫のために何回と軍手、長靴の格好で畑仕事をしてきました。
 雨降りの長靴はよくあることですが、畑作業などはなかなか経験することがないのではと思います。考えてみると、春は軍手に指を一本一本入れることにも戸惑っているお友達がいました。長靴が入ったビニル袋から長靴を取り出すのにも時間を要していました。でも今は、当たり前のように軍手に指を通して、農作業の準備ができるようになりました。これも経験ですね。

 11月19日(金)に収穫の日を迎えた秋大根は、半澤用務員がジャガイモを収穫した跡地に種まき、世話をしたものです。大根抜きの前には、抜きやすいように下準備もしてありました。
 説明を聞いて、いざ、作業開始、っと思ったら、手際よく、あっという間に作業終了。あっけないくらいの手際の良さ、ここにも成長を感じました。
 たくさんの美味しい作物をいただいた畑とも今日でお別れ、ありがとうございました。

子ども達の腰の近くまで伸びた一面の緑の葉、これ全部大根。作業をするにあたっての話の聞き方も上手です。

半澤用務員が手本に1本抜いてみせると、子ども達はしっかり覚えて、作業開始。

次々と大根が引き抜かれていきます。

休むことなく、作業は進み、‥‥。

あれよあれよと、大根畑の緑が消え、畑の脇に大根の山が築かれていきます。園庭からは、応援の声もあがります。

最後の最後まで休むことなく作業は続き、作業時間は正味15分くらいあったでしょうか。本当にあっという間だったのです。作業がこんなにスムーズに進んだ理由は、やはり最初の2枚の写真で紹介した子ども達の説明を聞く態度とやる気と思います。

作業をしっかり行えた年長組のお友達には、半澤用務員から一人1本の大根のプレゼントがありました。

 

11月17日(水)にも年長組のお友達は「焼き芋大会」で大活躍。

園のお友達みんなに美味しい焼き芋をごちそうしようと、濡れ新聞紙でサツマイモをくるんで、アルミ箔で巻いて焼き入れる準備を朝に行い、炭火が仕上がった芋焼き場に行って芋の投入。

燃え上がる炎から出る熱風と煙に悪戦苦闘しながら頑張りました。

目の前には焼き芋釜、顔が歪みそうな熱気を前にきちんと整列して、作業についての話を聞きます。

″美味しくなあれ” と、半澤用務員が見守る中、焼き釜の中にアルミ芋は投入されていきます。

焼き芋大会の活動は卯月管理栄養士と半澤用務員が中心に下準備をしてきました。11月の寒空ではありますが、2人とも汗だくになって火と戦う一日のようでした。

焼きあがった芋は、園児みんなが焼き芋会場まで足を運んで、年長組さんにお礼を言いながらごちそうになりました。美味しい焼き芋に、みんな大満足でした。

喜んで食べるお友達にお礼をいわれた年長組のお友達も、うれしい焼き芋大会になりました。

みんなにごちそうしながら、自分たちもパクっといただきました。昨年まではごちそうになる側の立場でしたが、焼き芋が出来上がるまでを学んで、卒園していったこれまでの年長組のお兄さん、お姉さんたちのありがたみを感じたのではないでしょうか。きっと、こうして伝統は伝えられていくのですね。

私にまで、「園長先生どうぞ。」と美味しいところを分けてくれました。もしかしたら、年長組のお友達が食べたものより大きかったかもしれません。ごめんなさい。

 

《11月第3週 15日~19日までの給食とおやつ》

 

スイートブール、自分にはどうやって作るのかもわかりませんが、バターロール丸ごとが美味しいお菓子になるんですね。甘くておいしい菓子パンでした。

焼き芋大会の日の帰りのお迎えの時間は、焼き芋が美味しかった話でもちきりでしたが、翌日、朝登園してきた年中組のお友達に、「やきいもおいしかった~。」と言われ、またうれしくなりました。

お誕生会の日の給食は毎回ボリュームありますが、この日の献立は、バーコンとシメジベースの和風パスタにコーンの歯ごたえもしっかりした味のいいコーンスープ、そこにポテトサラダがついた他に、これでもかとばかりに、デザートはラ・フランス、組み合わせも最高でした。(※個人的な感想です)

お誕生会の午後のおやつは、町内洋菓子店の特性ケーキをいただいています。今回はD店

○○ハンバーグというのはよくありますが、米粉と豆腐も入ったハンバーグ、とても柔らかく、味もしっかりしていて美味しいです。身体にも良さそう。

畑で採れたサツマイモがかりんとうにも変身しました。

畑で採れた白菜も給食に登場してきましたが、これから、畑で採れた大根もおでんなんかにしていただけるのかなと、今から楽しみです。