チャレンジ広場で「お菓子作り」に挑戦!
ひなまつりも終わり、子育て支援センター「ぐんぐん」のある「はやま認定こども園」では、年長さんたちが卒園式の練習をする季節となりました。なんとなく気ぜわしく、なんとなくさみし気な3月ではありますが、みなさんはどのようにお過ごしですか?
さて、4月の「小麦粉粘土作り」からスタートした「ぐんぐん」の「チャレンジ広場」ですが、3月は要望の声が多かった「お菓子作り」にチャレンジしました。
楯岡の老舗菓子店「松月堂布川」の五代目・布川淳一さんを講師にお招きし、「クレープ」と「白玉あんみつ」作りに挑戦。
スーパーなどで簡単に買うことができる材料を使うこと、誰でも作りやすいことに重点を置いたレシピを、試行錯誤して考えていただきました。ありがとうございます。
作りやすいと言っても、2つのお菓子を作るので作業はたくさんあります。
寒天を煮溶かしたり、白玉だんごを作ってゆでたり、クレープ生地を作ったり、焼いて巻いたり・・・
「次はこうしましょう」の指示に、ママたちは手際よく作っていきます。手の空いた人が洗い場を片付けたり、次の準備をしたりと、動きの無駄のなさに驚きです!
クレープを焼きはじめたら、甘い香ばしいにおいがしてきました。
ママたちが夢中でお菓子作りしているから、ちょっと食べて見てようかな☺
そのころ、小さいお子さんたちは別の部屋で遊んで待っていました。
ママたちも「久々に集中して活動に参加できて、とっても楽しかった」と言ってくれました。その言葉が何よりうれしいです。
いつもはちょっとお話しするくらいの大人の距離感があるママたちですが、布川さんのおもしろいお話の効果もあってか、わいわい作業しながらどんどん笑顔が増えていきました。ママたちの楽しそうな歓声に、子どもたちもうれしそう。
今日のお菓子作り、やることはたくさんあったけれど、没頭することができてリフレッシュになったという感想をたくさんいただきました。
今回講師を引き受けてくださった布川さんをはじめ、「チャレンジ広場」ではたくさんの方々と様々な活動をおこなってきました。
「こんなこと、小さい子どもとできるの?」と思われることにも、講師のみなさんの熱意やスタッフの工夫でチャレンジできたように思います。
お母さんたちが「楽しかった」「感動した」と楽しく体験してくれること、子どもに活動しながらたくさん声がけをしてくれたことは、「子どもたちの成長の一過程として素晴らしいことだな」と、これまでの活動を企画・運営してきた中で私たちスタッフも強く感じています。
◇次年度においても、また親子で感動を共有できる取り組みをたくさん企画していきますので、ご参加いただけることを楽しみにしています。