まなびの広場講演会「家庭で育む命の尊さ」を開催しました!

こんにちは!子育て支援センター「ぐんぐん」です。

 

7月22日(土)、「ぐんぐん」ではまなびの広場を開催しました。

今回は講師に 酒田市の「ごっと助産院 院長 後藤 敬子先生(ごっとさん)」をお迎えして、大人の方向けの講演会です。

小さいお子さんを持つお母さん、妊婦さん、保育士さん、子どもは大きくなったけど興味があるという方…

色々な立場の皆さんが参加してくださいました。

 

今回の講演会…参加された方が全員涙する「心温かくなる講演会」

テーマは「あなたの笑顔とうなずきが小さな心の栄養剤 ~家庭で育むいのちの尊さ~」

 

それぞれの妊娠週数の赤ちゃんの人形を見せて頂いたり、産声を聞かせて頂いたり、ごっとさんの助産師としての経験に基づく巧みな話術と、演劇部出身と思えるほどの動作化で参加者の心をつかみ、「涙なみだの研修会」となりました。

こちらは先生から配布された画用紙。この真ん中の小さな穴は何だと思いますか?

これは受精した時の受精卵と同じ大きさなのだそうです。

このとっても小さい穴がやがて心臓や手足、顔などが出来、人間になっていくと思うと、とても神秘的で、子ども(いのち)は本当に尊いものなのだなと感じますね。

陣痛中の赤ちゃんの様子も具体的にお話をしてくださり、妊娠中や出産時の記憶が蘇ってきた方も多かったようで、この場面で涙を流される方が最も多くいらっしゃったようです。

また、人間の一生の年表を見て、自分の子どもや関わりのある子どもは今どこの時点にいるかを考えました。

長い一生の中で子どもたちはまだ産まれてたったの数年。そして一緒にいられる時間もあと数年。限られた時間しか一緒にいることはできません。

この数年の間に必要なのは「あなた(=お父さんお母さん) の笑顔とうなずき」なんだそうです。

お家の方がお子さんと目を合わせて笑顔で「うん!」と大きくうなずいてくれることが子どもたちにとって、心の一番の栄養剤なんだということを教えて頂きました。

 

皆さん熱心に聞いて頂き、参加された方からのアンケートでも

「限られた子どもと一緒にいられる時間、笑顔でいたいと改めて思いました。」

「すぐにでも息子を抱きしめて大好きを伝えたいです。」

「今日話が聞けて良かったです。また子育て頑張れます!」と嬉しい声を頂きました。

お話を聞きながら我が子はもちろん、子育て支援センターに来てくれるお子さん、こども園の子どもたちも1人ひとり尊い存在であり、お家の方のかけがえのない存在だと改めて感じたところです。

毎日の育児の中でつい注意しすぎてしまうこともありますが、「自分の笑顔とうなずきが子どもの栄養になる」と思うと笑顔とうなずきをこれからたくさん注いでいきたいですね。

今回の講演会、参加された方々は、「いのちの尊さ」、そして「親としての心のエネルギーの充電」に加え、お子様の顔が思い浮かぶ素敵な時間を感じ取ってご帰宅されたのだと思うと、企画した私たちもとても嬉しく思います。

 

これからも、「ぐんぐん」では、参加される皆さんの「まなび」や「経験」が広がる活動を準備していきますので、より多くの方々のご参加をお待ちしております。